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ポトスに元気がない!?原因と対策教えます【要チェック!】

ポトスの元気がなくなる原因5つとその対策を紹介します。この記事を読むことで、ポトスが元気に育ってくれます。また、ポトスを健やかに育てるために便利なアイテムを3つ紹介します。

元気がないポトスに対するモヤモヤをなんとかしませんか?元気な観葉植物の姿は、部屋を爽やかに明るくしてくれます。

早速ですがあなたのポトス、こんな症状じゃありませんか?まずは以下のチェックリストを確認してみてください。

ポトスの症状チェックリスト


以下のリストは、ポトスだけでなく、観葉植物を育てていく上でよくある悩みです。チェックリストの番号と、この先のトピック「ポトスの元気がなくなる5つの理由と対策」の番号は対応しています。順番に見てください。

    1. 葉っぱが焼けたように変色している
    2. 土の表面にカビが生えている
    3. 葉っぱが茶色くなったり、白い筋が入っている
    4. 水やりをしてもしおれたままで葉っぱが落ちてくる
    5. 葉っぱがかすれて白っぽい

ポトスの元気がなくなる5つの理由と対策


ポトスは比較的育てやすい観葉植物として知られていますが、それでも生き物ですので元気がなくなることもあります。その理由と対策を知ることで、元気に育てることができます。

1直射日光による葉焼け

対策

  • 変色した葉っぱは切りましょう(変色した葉っぱは元には戻りません)
  • 室内であればレースカーテン越しに置きましょう(柔らかい光)
  • 屋外ならば、軒下や遮光シートの内側に置きましょう

2水の与えすぎ

対策

  • 水やりの目安は春夏ならば2〜3日に1回秋冬は週に1回ほどです。
  • 水やりの基本は、土の表面が乾いたら鉢底から流れるくらいたっぷり与えるようにしましょう。
  • 植木鉢を置いている受け皿に水が溜まれば必ず捨ててください。根が腐って枯れる原因となります。

3肥料の与えすぎ

対策

  • 大きく育てたくない場合は、肥料をあげなくても枯れる心配はありません。
  • 大きくしたい場合は、4月から10月頃に市販の観葉植物用の液体肥料を1週間から10日に1回与えてください。
  • 多くあげすぎてしまうと、ポトス全体が急激にしおれてしまったり、葉っぱが焼けるように枯れる葉焼けという現象が起きてしまいます。

4根詰まり

対策

  • 植木鉢の号数を一つ増やした鉢に植え替えてください。
  • 今3号鉢を使っているなら4号鉢に植え替えてあげてください。
  • 理想の植え替え時期は、春から秋頃です。

5害虫

対策

  • 葉の表面が乾燥しているタイミングで葉水をしましょう。そうすることで、葉っぱの表面に害虫が寄り付きにくくなります。

根腐れには一番注意して!


上記の「ポトスの元気がなくなる5つの理由と対策」で説明した、「2水の与えすぎ」が大きな原因です。

植物を枯らしてしまう人の多くが根腐れによるものだとも言われています。以下が症状です。

症状

  • 水がなかなか土に浸透しない
  • 水を与えたのに植物が全体的にしおれている
  • 葉っぱが黄色や茶色に変色してきた
  • 土が臭くなったりカビが生えている

上記の症状のどれかがあて余れば、根腐れを疑って以下の対策をとってください。

対策

上記の症状があるようでしたら、すぐに以下の順番で養生に取り掛かってください。根腐れによる植え替えは、季節に関わらず速やかに行なってください。

  1. 一旦植木鉢からポトスを出して根っこをほぐす
  2. 根っこが茶色く腐っている部分をカットして、水捌けの良い土に新しく植え替える
  3. 日光を好む品種だとしても日陰に移動させる
  4. 葉っぱがひどくしおれているようであれば、葉水で潤してあげる
  5. 植え替えた後は水をやらずに、土が乾燥してきたら水やりをする(しかし、土は極端には乾燥させないでください。)
  6. 植物に元気が戻れば、元にあった場所に戻す

日陰での養生中は絶対に肥料や活力剤を与えないでください。ますます根が傷んでしまいます。

ポトスを育てる上での便利アイテム3つ


ポトスだけでなく観葉植物を育てていく上で、根腐れや害虫を未然に防ぎ健やかに育てていくために便利なアイテムを紹介します。いずれもネット販売やホームセンター、園芸店で購入することができます。

1水やりチェッカー

育てている植物の土に挿すだけで、土の状態を目視で確認でき、水やりのタイミングがわかります。これによって水のやり過ぎを防ぐことができ、根腐れを予防できます。

2オルトラン粒剤

オルトラン粒剤は、指定量を土に散布し水をやることで有効成分を根っこから吸収し、植物全体が殺虫効果を持つようになる便利な殺虫剤です。

効果は2〜3週間持つようです。非常に便利ですが、匂いがきついので、オルトランを施してからしばらくベランダ等の屋外に出しておきましょう。

3霧吹き(細かい霧)

植物は、根っこからだけでなく葉っぱからも水分を吸収します。ポトスの原産地はソロモン諸島という熱帯雨林であるため、空気中の湿度を好みます。

原産地の環境を葉水で再現してあげることで葉っぱが元気に育ってくれます。暖かい朝や日中にうっすらと葉っぱが濡れる程度が理想です。

そのため、細かい霧が出る霧吹きがあると加減を調整しやすくとても便利です。また、ハダニやカイガラムシなどの害虫や、カビから生じる病気を水分で防いでくれる大切な役割もあります。

終わりに

観葉植物の代表的な存在がポトス。簡単に育てられますが、ちょっとした知識と気遣いで今までよりももっと健やかに育ってくれるでしょう。

ポトスがきっかけで、もっと植物を大好きになっていただけたら嬉しいです。

作成者: ポトス君

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僕は、部屋に観葉植物を約100種類。200坪の庭にお花やハーブ、花木、樹木など100種類以上育てています。そして、ジャンク品やアンティークを取り入れたワクワクする部屋・庭づくりに取り組んでいます🌱

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